3月 2, 2022

こんにちは！

現在フィンランドの幼児教育を学ぶために、クオピオの公立幼稚園にてボランティアをしております城西幼稚園職員のMです。

３月も平均気温－７度から０度と寒い日が続きますが、子どもたちはどんな気候でも外に出て、凍った湖の上でスケートやスキーをしたり、自然豊かな場所でのびのびと過ごしています。

城西幼稚園のすみれ組と、フィンランドの年長組にあたるプレスクールクラスのお友だち同士で何か交流することはできないかと城西幼稚園職員の方と話し合い、実現することができました。

城西幼稚園の子どもたちからは、和紙で作った手作りのしおりをひとり一つ作って下さりました。

城西幼稚園の子どもたちが書いてくださった「しおりの作り方」も同封されていたので、フィンランド語に翻訳し、こちらの子どもたちに実際にどうやって作るのかお見せしながら紹介しました。

フィンランドの子どもたちに「このラッピング、何に見えるかな？」と聞いてみたら、みなさんすぐに手を挙げて「フィンランドの国旗！」と答えてくれました。城西幼稚園のすみれ組さんは、毎日お弁当を包む時にリボン結びの練習をしているので、ラッピングのようにリボン結びが出来ることを伝えると「すごいね！」と驚いていました。

しおりの他にも、すみれさんたちが書いてくださった可愛い手書きのカードも入っていました。日本の名前と、フィンランドの名前は違うので「このお名前は女の子？男の子？」という質問もありました。

プレゼントをもらった子どもたちはとても嬉しそうで、その場では開封せずにおうちに帰ってから家族の人と開けてみることになりました。翌日、同じクラスの先生方や子どもたち、そしてご家族の方から「しおりは緑で、リボンが黄色だったの。素敵な色だったよ」「子どもが家で手紙に書いてある日本語の名前を読んで、嬉しそうにしおりを眺めていました。」「素敵なしおりとお手紙ありがとう！」とたくさんのお礼のメッセージを頂きました♪

フィンランド語で「キートス」そして日本語で「ありがとう」とお礼のムービーを撮影して送ったので、すみれ組の子どもたちも見ていることでしょう。

フィンランドの子どもたちからは手書きのお手紙と、絵を描いて日本へお送りしました。無事に城西幼稚園に届いたと先生から連絡が入ったので嬉しいです。城西幼稚園の子どもたちは、遠い国フィンランドから届いた手紙をもらってどんな感想を持ったか今から聞くのが楽しみです。

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